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大和、斑鳩、飛鳥、生駒、山の辺・・・ 奈良の地名の響きは不思議と琴線に触れる 言葉の響きだけですでに心は旅路へと誘われる 奈良が私を呼ぶもの その正体は未だ見つけられないままに 7月13日 この夏一番の猛暑を記録した日・・・ 法隆寺、法輪寺、法起寺を巡った 法隆寺 言わずと知れた 聖徳太子ゆかりの寺である 長く一万円札の代名詞として君臨していたけれど それも諭吉に取って代わられ 今や教科書の中だけの人? 前回、茫漠とした平城京跡を歩いた時にくらべると きちんと整備され観光客に溢れている法隆寺は 飛鳥人の気配を感じるにはちょっと他人行儀な雰囲気 でも、ひんやりとした日陰の回廊を辿り 五重塔を見上げて思いを馳せれば 厩戸皇子が活き活きとよみがえる 蘇我氏、物部氏の争いを経て 推古天皇の摂政となったのはまだ二十歳のことである 遣隋使、冠位十二階、十七条憲法・・・ 豪族の支配から中央集権へとの厩戸皇子の業績は大きい しかし何といっても古文書に頼るしかない大昔のこと 謎も多い 聖徳太子不在説を唱える人すらいるのだから。 様々な歴史書をのぞいてみると 実に面白いけれど 今はそのことはさておき・・・ 金堂は改修に向けて立ち入り禁止 奈良国立博物館に展示されている以外の仏像 釈迦三尊像などは 大講堂の方へ移されている なんだか取りあえずのようにたくさん押し込まれていて ちょっと笑えた・・・ 日本最古の木造建築といわれる西院伽藍 残念ながら 聖徳太子の没後に焼失、再建され 聖徳太子が直に接したものではないにしろ 1300年も昔の空気を吸っている建築物である 眺めているとため息がもれる 法隆寺を拝観している間に 暑さにすっかりやられ熱中症寸前であった私 このあと法輪寺、法起寺も廻ったものの ゆっくりと味わえなかったのが残念でならない 奈良の夏は暑い・・・ |
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